看護師の勉強会

病院などの職場で定期的に、勉強会を開催しているところも多いと思います。看護師の勉強会のやり方も先輩看護師が1〜2年目の看護師を対象に勉強会を行ったり、時にはゲストを招き勉強会を催す場合もあると思います。今回は自分が講師となって、勉強会を行う場合のやり方についてご紹介します。

まずは勉強会のテーマを、何にするかを決めます。参加者が興味を持つようなテーマを決めことは、なかなか大変なことです。たとえば働き始めた新人の看護師が対象であれば、働き始めてすぐの頃はとにかく仕事を覚えるだけで必死です。その日の疑問はその日のうちに解決することが基本ですが、なかなかそれも出来ないのが現実です。

患者さんの顔と名前を覚えるだけで精一杯で、本当はいろいろな疑問や知りたいことがあるはずです。そんな場合は勉強会を開く前に、新人の看護師たちに「今度勉強会を開くけど、勉強会のテーマは何がいい?」とか「最近なにか困っていたり、疑問に思っていることない?」と尋ねてみるのもひとつの方法です。

もちろん自分で勉強会でやりたいテーマがあれば、そのテーマでも構いません。しかし「感染管理の取り組み方」や「患者さんの急変から気管内挿管まで」とかの、一般的なテーマであれば問題ありませんがもしナイーブなテーマの勉強会を行う場合には配慮が必要です。

ただ「感染管理の取り組み方」などをテーマに選んだ場合でも、スタンダードプレコーションも理解できない新人の看護師に、閉鎖式の輸液ラインをいきなり説明しようとすると反感を受けかねません。なぜ閉鎖式の輸液ラインが必要なのかの説明や、必要性から入るほうが無難でしょう。

「デスカンファレンス」などナイーブなテーマを選ぶ場合は、配慮や事前の根回しが必要です。ベテランの看護師にとっては当たり前のことでも、若い新人の看護師にとっては感情的になりやすいテーマです。なかにはストレスを感じたり、辛さが感情に出てくることも多いからです。

「デスカンファレンス」などをテーマに勉強会を催す場合は、亡くなった患者さんやその家族の方々に対して十分に行えなかったことを指摘して、担当した看護師を批判したりストレスを感じさせたりすることがないように注意しなければなりません。

「デスカンファレンス」をテーマにするのであれば、亡くなった患者さんの入院当初からの経緯を十分に説明する必要があります。これは勉強会の参加者全員が、医療現場の情報共有が欠かせないからです。このような配慮や、事前の根回しから行うことが大切です。

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